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星を量産している銀河発見

2008.07.11

123億光年離れたところで見つかったベビーブーム銀河  (提供:NASA)
123億光年離れたところで見つかったベビーブーム銀河 (提供:NASA)

 123億光年の彼方にあって大量の星を生み出している“ベビーブーム銀河”を、カリフォルニア工科大学、愛媛大学などの国際共同研究チームが発見した。

 研究チームは、ハワイのすばる望遠鏡や米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡、スピッツァー宇宙望遠鏡などの観測データから、この銀河が、1年間あたり1,000個から4,000個という驚くべきスピードで星を生み出していることを突き止めた。銀河系でも星は作り出されているが、そのスピードは1年間に10個程度である。

 宇宙の年齢は137億年といわれているが、今地球で観測されているこの銀河の年齢は13億年。宇宙の年齢を引退する時期の人の年齢に例えると、まだ6歳くらいの銀河を見ていることになる、とNASAの研究者は言っている。

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