
日本実験棟「きぼう」船内実験室を国際宇宙ステーションに取り付けることに成功した星出彰彦宇宙飛行士らが、日本時間5日午前6時すぎ船内実験室に入った。
星出宇宙飛行士とナイバーグ宇宙飛行士は、船内実験室に入室してすぐに空気を採取、汚染がないかどうかのチェックを行った。
宇宙航空研究開発機構によると、入室前に船内実験室のB系システムの起動が行われた。筑波宇宙センターの「きぼう」運用管制室と船内実験室内にある「きぼう」制御装置(JEM Control Processor: JCP)が通信できるようになり、ハッチが開けられる10数分前に、「きぼう」運用管制室から初めてのコマンドが送信された。
もう片方のA系システムの起動は、日本時間の6日に行われる。