北海道で見つかったオオハクチョウの死がいから強毒性の鳥インフルエンザウィルス「H5N1型」が北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターの検査で検出された、と5日環境省が発表した。
秋田県の十和田湖畔に続き、北海道東部野付半島でもオオハクチョウの死がいから「H5N1型」が検出されたことを受け、北海道は、オオハクチョウの死がいが見つかった地点から半径30キロ以内にある養鶏場5戸について立入検査と消毒を実施したほか、渡り鳥が多数いる宗谷、網走、空知、釧路、根室支庁管内の巡視の強化や関係者から情報収集などの対策をとっている。