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「かぐや」観測データから月の地形図作成

2008.04.10

 月周回衛星「かぐや(SELENE)」による観測データをもとに、宇宙航空研究開発機構、国立天文台、国土地理院が月の詳細な地形図を作成、公表した。基になったデータは、「かぐや」に搭載されたレーザ高度計によるもので、従来、データがなかった緯度75度以上の極域を含む月全体の地形データが含まれている。今回は、2週間分の観測データを処理して作成された。今後の観測で、より高精度な地形図が作成されると期待されている。

「かぐや」の観測データから作成された月の地形図
「かぐや」の観測データから作成された月の地形図 (提供:宇宙航空研究開発機構、国立天文台、国土地理院)

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