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京都議定書オーストラリアが批准

2007.12.04

気候変動枠組条約締約国会議 看板
気候変動枠組条約締約国会議(インドネシア・バリ島)
(提供:WWFジャパン)

 温室効果ガスの排出削減目標を定めた「京都議定書」から離脱していたオーストラリアが3日、同議定書を批准することを明らかにした。

 WWFジャパンによると、3日、インドネシア・バリ島で始まった気候変動枠組条約の締約国会議に続いて開かれた京都議定書締約国会議で、政権交代があったばかりのオーストラリアの政府代表が「議定書を批准することを宣言する」と発言、会場は大きな拍手に包まれた。

 1997年に京都で開かれた気候変動枠組条約締約国会議で議決された「京都議定書」は、温室効果ガスを2008年から2012年までに先進国全体で少なくとも5%削減する目標を掲げ、日本6%、米国7%、欧州連合(EU)8%など国ごとに設けた削減目標値の達成を先進各国に求めている。

 オーストラリアは、これまで米国とともに京都議定書を批准していなかった。オーストラリアは、これまで米国とともに京都議定書を批准していなかった。

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