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4人に3人が農山村滞在の休暇望む

2007.08.15

 4人に3人(75.9%)は、一定期間、農山村に滞在し、休暇を楽しみたいと考えていることが、内閣府の森林と生活に関する世論調査で明らかになった。これは4年前の調査に比べ、19.1ポイント(3割強)増加しており、特に大都市住民では84%もの人々が農山村での休暇を望んでいることが分かった。

 年齢層で見ると、農山村で休暇を過ごしてみたいとする人が最も多いのは20代で、82.9%に達している。以下30代が82.8%、40代が80.4%と年齢が高くなるにつれて低くなり、70歳以上では61.1%となる。

 これら農山村で過ごしてみたいと答えた人々に「どのようなことをして過ごしてみたいか」尋ねたところ、「子どもを、自然が体験できる行事に参加させる」と答えた人が30.4%おり、これも4年前の調査(27.8%)に比べ増えている。

 内閣府は、同じ調査を4年前のほか8年前、11年前にも実施しているが、農山村で休暇を過ごしたいとする人は、過去3回の調査でいずれも56〜59%の範囲に収まっており、この4年間で農山村滞在型の休暇に対する関心が急に高まっていることが分かる。

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