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草食恐竜・ティタノサウルスの頭骨発見

2007.06.27

 昨年夏、丹波市の篠山川河床で見つかった化石は、大型で首の長い草食恐竜・ティタノサウルス類(竜脚類の1種)の頭骨であることが、兵庫県立「人と自然の博物館」によって確認された。頭骨が見つかったのは、約1億2千万年前〜1億4千万年前の地層。

 国内で恐竜の頭骨の一部が発見されたのは7例目。竜脚類の頭骨は初めてで、恐竜の頭骨がまとまった体の骨と一緒に見つかったのも最初という。

 竜脚類は120種あまり知られているが、頭骨が一部でも見つかっているのは世界でも40種あまりしかない。そのうち竜脚類の1種であるティタノサウルス類で比較的保存のよい頭骨は、4種しか見つかっていなかった。

 ティタノサウルス類と確認された頭骨は、7月21日から同館内で展示される。

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