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東南海地震の想定震源域を海と陸から調査

2006.11.02

 過去、何度も巨大地震を起こしている紀伊半島沖の海底調査と、紀伊半島東部の陸上調査を、海洋研究開発機構と東京大学地震研究所が、共同で実施することになった。

 海域調査は、11月7日から12月2日まで、海洋調査船「かいよう」を使って行われる。1944年の東南海地震の際にプレートが滑ったと見られている海底の詳しい地下構造を、エアガンや海底地震計を用いて詳しく調べる。

 東京大学地震研究所は、海域調査とほぼ同時期に紀伊半島東部(三重県・滋賀県)に地震計を設置して、火薬の爆破による信号などの観測を実施し、地下構造を明らかにする。

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