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早稲田大ボランティアグループ、ルワンダへ図書寄贈

2006.10.23

 100万人が犠牲になったといわれる内戦の深刻な後遺症に苦しむルワンダに、早稲田大学のボランティアグループが、英語とフランス語で書かれた国際法、人権法、戦争犯罪などの書籍94冊を寄贈した。

 早稲田大学の平山郁夫記念ボランティアセンターは、ルワンダとの交流を通じ、ルワンダの実情を国内に広く知らせる活動「ルワンダ・プロジェクト」を進めている。プロジェクトのメンバーが、3月に現地を訪れた際「国連ルワンダ国際刑事法廷情報センター」から、図書寄贈の要請があり、希望に合う図書94冊を学生たちが手分けして、このほどセンターに送り届けた。

 「ルワンダ・プロジェクト」は、虐殺から12年を経たルワンダの現在の様子を伝える写真や映像展示と、駐日ルワンダ大使の講演会を8月に行っている。11月3日には、映画「ホテル・ルワンダ」の上映会を、早稲田大学小野記念講堂で予定している。

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