地球温暖化対策に欠かすことができない観測を、国全体で効率よく進めるため、「地球温暖化観測推進事務局」が、つくば市の国立環境研究所に設置された。
開所式と、事務局設立を記念するセミナーが19日午後、同研究所内で開かれる。
効率よい地球観測の必要、特に利用する側のニーズを重視した地球観測システムの構築は、1昨年12月の総合科学技術会議で提言されている。地球温暖化や地球規模の水循環など15分野について、関係する省庁や機関の連携を推進する拠点作りが求められた。
今回、設立されたのは、地球温暖化分野の連携拠点の事務局。