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ガーナ産カカオ豆から残留農薬

2006.08.17

 チョコレートやココアの原料となるカカオ豆から、残留基準値を超える有機リン系殺虫剤が見つかり、厚生労働省は16日、輸入業者に検査命令を出した。

 検疫所のモニタリング検査で基準を超える殺虫剤が検出されたのは、東食と伊藤忠食糧販売がガーナから輸入したカカオ豆で、有機リン系殺虫剤のクロルピリホスが、それぞれ0.22ppm、0.23ppmと、残留基準である0.05ppmを超えていた。

 両社は、厚生労働省指定機関で検査を実施し、問題がないことが確認されるまで輸入手続きを進めることができない。

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