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次世代スパコン開発計画始動

2006.06.14

 理化学研究所と海洋研究開発機構は、世界最高性能の汎用スーパーコンピュータの開発利用をめざし、計画を推進するための基本協定を14日に締結した。

 「次世代スーパーコンピュータ」の開発は、長期的な国家戦略を持って取り組むべき国家基幹技術と位置づけられている。

 理研が開発主体となり、産学連携で取り組むことがすでに決まっている。

 一方、海洋研究開発機構は、地球環境変動予測をはじめ、さまざまな分野で活用されているスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」の開発と運用にかかわってきた実績を持つことから、両機関がまず協力協定を結ぶことになった。

 次世代スーパーコンピュータは、開発と運用によって、科学技術の幅広い分野で日本が世界をリードすることを可能にする、と期待されており、平成22年度の完成を目指している。

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