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ものづくり白書 人材育成を強調

2006.06.09

 製造業の基盤となる技術の振興策をまとめた「ものづくり白書」が9日、閣議決定された。

 アジアを中心に国際的な機能分業が進む一方で、研究開発については、日本が圧倒的な中核拠点である、と製造業の現況を報告している。

 21世紀型のものづくりへ向けての課題としては、環境問題や資源の制約、人口減少、地震など危機への対応が重要だとしている。

 特に人材育成の重要性を指摘、ものづくり企業に対して、若年労働者の確保・育成、能力開発という観点から、非正社員・外部労働者を正社員に登用する仕組みづくりや、全ての労働者を対象としてキャリア形成を促進する取り組みなどを求めている。

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