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『原子力ルネッサンス』に市民権?

掲載日:2007年8月3日

原子力関係者の間でしか使われていない業界用語の印象があった「原子力ルネッサンス」が、一般紙にも登場するようになった。

3日の朝日新聞朝刊総合面は「原発回帰進む世界」という記事に大きなスペースを割いている。記事のリードに「世界は『原子力ルネッサンス』の時代に入ったともいわれる」という記述がある。

「米仏の共同企業体ユニスターが7月13日、メリーランド州への新設1基の建設・運転一括許可(COL)を原子力規制委員会(NRC)に申請した」。同紙が既に大きく生ニュースで報じている動きをはじめ、米国の原子力見直しの実情を詳しく紹介している。

さらに「ロシアは30年までに電力の25%を原発で賄う方針」、「ルーマニアが4基を建設中」、「ポーランドなど4カ国が共同でリトアニアに建設を計画」、「オランダ政府が06年、20年間の運転延長を認め」、「ブレア英前首相が『原発の再評価が大きな課題だ』とする」など、ロシア・東欧、「『脱原発』を掲げてきた欧州各国にも原子力回帰の動きが出ていることを伝えている。

アジアも例外ではなく「中国では9基が稼働しているほか、…建設・計画中が少なくとも10基ある」、「インドは未決定のものを含め14基の計画があり」、「インドネシアやベトナムでも2~4基の計画がある」など、原子力発電拡大の動きを紹介している。(朝日新聞の引用は東京版から)

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