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第4回チャンドラセカール賞に台湾の2氏

掲載日:2017年8月23日

アジア・太平洋物理学会連合(AAPPS)プラズマ物理部門(部門長・菊池満・量子科学技術研究開発機構那珂核融合研究所)はこのほど、プラズマ物理学の顕著な進歩に貢献した研究者に贈るチャンドラセカール賞の第4回(2017年)授賞者に台湾国立成功大学のC.Z.チェング教授と同国中央研究院のL.C.リー教授を選んだ。授賞理由は2氏とも宇宙空間プラズマ物理研究での成果。

詳しい授賞理由は、チェング教授が「トロイダル効果励起アルベン固有モードの理論的発見、ブラゾフシミュレーションにおける分割スキームの考案及びトカマク乱流シミュレーションにおける初の三次元粒子シミュレーション並びに台湾における磁場プラズマ実験と宇宙空間プラズマ計測計画の立案を含む核融合および宇宙空間プラズマにおける独創的・先駆的貢献に対して」。

リー教授が「強シンチレーション理論、オーロラキロメータ放射理論、多重 X 点再結合理論、太陽プロミネンスの動的形成理論及び大気巨大ジェットの発見といった宇宙空間プラズマ物理に関する影響力のある貢献並びに台湾におけるFORMOSAT衛星計画を成功に導いた傑出したリーダーシップに対して」。

この賞は、インド生まれの米国の天体物理学者で、プラズマ物理学に貢献し、1983年ノーベル物理学賞を受賞したチャンドラセカール(1910~1995年)氏を記念して創設された。

写真 チェング教授(左)とリー教授(右)(提供・アジア・太平洋物理学会連合)
写真 チェング教授(左)とリー教授(右)(提供・アジア・太平洋物理学会連合)
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