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25年ぶり金環日食5月に国内広範囲で

掲載日:2012年1月17日

日本国内では約25年ぶりとなる金環日食が、5月21日朝に比較的広範囲で見られる。金環日食は太陽の手前を月が横切り、隠された太陽がリング状に見えるもので、国立天文台によると、あたりが薄暗くなる様子が観測できるという。

金環日食が起こるのは午前7時半の前後3-5分間。九州・四国地方南部から近畿・中部地方南部、関東地方などで観測でき、その他の全国の地域でも部分日食が見られる。日本国内での金環日食の観測は1987年9月23日に沖縄本島などで見られて以来で、次回は2030年6月1日に北海道で見られるまでない、という。各地の食の始まりなど詳しい観測可能時刻などは、国立天文台のホームページで公表している。

なお金環日食の観測では、肉眼や望遠鏡、サングラスなどを使って直接太陽を見るのは大変危険だ。光の遮蔽(しゃへい)が不十分だと、たとえまぶしく感じなくても網膜を損傷してしまう危険があるという。このため、国内の天文関係者の合同組織「日本天文協議会」は昨年4月にワーキンググループ「2012年金環日食日本日食委員会」を発足させ、安全な観測のための知識普及や日食関連イベント情報の発信などの活動に取り組んでいる。

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