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水俣病研究の原田正純氏ら『KYOTO地球環境の殿堂』入り

掲載日:2011年2月14日

地球環境保全に貢献した人をたたえる「KYOTO地球環境の殿堂」の表彰式が13日、京都市の国立国際会館で開かれ、医師として水俣病を初めとする公害問題に長年取り組んだ原田正純・元熊本学園大学教授ら3人の殿堂入りを祝った。

原田氏のほかに表彰されたのは、自然との調和を重視した国民総幸福度(GNH)の提唱者として知られるシグミ・シンゲ・ワンチュク前ブータン国王と、コモンズ(共有資源)の集団管理に関する研究で地球環境問題解決の指針を示した2009年のノーベル経済学賞受賞者、エリノア・オストロム米インディアナ大学教授。原田、オストロム両氏とワンチュク前国王の代理としてケサン王女に賞状などが贈られた。

「KYOTO地球環境の殿堂」は、京都議定書を産んだ京都にふさわしい賞として京都府、京都市、環境省などで構成する運営協議会によって昨年、つくられた。昨年は、2004年にノーベル平和賞を受賞したケニヤの環境保護活動家、ワンガリ・マータイ氏、気候変動の予測モデルを開発した真鍋淑郎・米プリンストン大学上級研究員、「持続可能な開発」という概念を最初に提唱したグロ・ハルレム・ブルントラント元ノルウェー首相の3人が初の殿堂入りを果たしている。

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