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高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1亜型と判明

2010.12.06

 島根県の養鶏場で検出された高病原性鳥インフルエンザのウイルスは、農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所の検査の結果、H5N1亜型(強毒タイプ)と確認された、と3日農林水産省が発表した。

 ウイルスが検出された養鶏場の鶏の焼殺処分を続けていた島根県は4日、21,549羽すべての焼殺処分を完了、翌5日午後、消毒を含め発生養鶏場の防疫措置がすべて完了したことを明らかにした。6日から21日間、移動制限区域内で新たな発生がなければ、27日午前零時に移動制限が解除される。

 農林水産省は、検出されたウイルスが10月に北海道で野生のカモのふんから見つかったウイルスと極めて近縁であることをあらためて指摘し、アジア周辺諸国で依然として高病原性鳥インフルエンザが発生してことに注意を呼びかけている。

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