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「まいど1号」の次は月にヒト型ロボット

2010.04.28

 東大阪市の中小企業が中心となっている東大阪宇宙開発協同組合が、2足歩行ロボットを月に送り込み、日本国旗を描き万歳した後、地球に帰還させるという構想を発表した。

 東大阪宇宙開発協同組合は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や大阪府立大学などの支援、協力を得て小型人工衛星「まいど1 号」を開発したことで知られる。同衛星は昨年1月、JAXAのHⅡAロケットの相乗り衛星として打ち上げられ、地球を回る軌道投入に成功している。

 開発スケジュールを初め新しい構想の詳細は明らかになっていないが、「『まいど1 号』の成果をロボット技術に生かす“東大阪発宇宙へ”の再挑戦」と同組合は言っている。

 同組合によると、「まいど1号」の成功は、国際宇宙ステーションに搭載予定の雷観測装置開発や九州大学連合のSバンド(2-4ギガヘルツ)無線用フィルタ設計を組合傘下企業が受注するといった効果につながっているという。

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