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ジュゴンは、頻繁に餌場へ

掲載日:2006年9月6日

環境省は、沖縄本島周辺に生息するジュゴンが、餌(えさ)場となる藻場をどのくらいの頻度で訪れるか調査した結果を、5日発表した。

調査は、ジュゴンの餌場として知られる沖縄本島北部の東西沿岸2カ所の藻場で、昨年7-8月と、11月から今年3月にかけて行われた。

この結果、嘉陽(東海岸北部)では、7-8月に7日の間隔で6回調査を実施したうち、4回目を除き、ジュゴンが藻を食べた跡をそれぞれ10-16本、計63本確認した。冬の調査でも、本島西側の古宇利島南部の藻場で合計89本、嘉陽でも計452本の藻を食べた跡が確認できた。

また、航空機による目視調査で、東西沿岸で6回、延べ8頭のジュゴンが泳いでいる姿を確認した。

ジュゴンは、1800年代後半から1900年初めにかけての乱獲で、個体数が減少した可能性が考えられており、環境省は5年前から「ジュゴンと藻場の広域的調査」を続けている。ジュゴンの生息数はつかめないが、餌場である藻場を頻繁に訪れることは、今回の調査でよりはっきりした、と環境省は見ている。

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