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全国こども科学映像祭受賞作品 (15)H20年度第7回文部科学大臣賞中学生部門 『古代森の生きた化石』

2011.01.01

再生時間:8分

制作年度:2011年

 

概要

【ねらい】古代森の生きた化石とも言われているヒメハルゼミの習性を紹介しながら、貴重種の保護を訴える。【内容】限られた古い森にのみ生息しているヒメハルゼミは生きた化石とも言われています。ヒメハルゼミは体長が3cmにも満たない小さなセミで、しかも木の高い所で鳴くので、その姿を見ることは困難です。今年もそのセミをカメラで捉えようと挑戦しました。そして、今年は新たな生息地の発見にも成功しました。【入賞コメント】限られた古い森にのみ生息しているヒメハルゼミは生きた化石とも言われています。家の近くの山中八幡宮に生息するヒメハルゼミが他の森にもいるかどうかを検証してみたいと思いました。そこで、岡崎市の東部にある20ヶ所の神社の森を探したところ、その中の1ヶ所でヒメハルゼミの生息を新たに確認できました。本格的にヒメハルゼミを追いかけて2年目ですがその姿を見ることは簡単ではありません。ヒメハルゼミをおびき寄せるトラップを工夫したり、深夜の観察を続けたりと苦労も多かったです。またヒメハルゼミの生息地は、2ヶ所とも人間の生活の影響を受けつつあります。ヒメハルゼミの貴重なことを知らせながら保護を呼びかけていきたいです。

出演者名・所属機関名および協力機関名

内田 智文(受賞作品制作)(愛知県岡崎市立東海中学校2年),愛知県岡崎市立東海中学校2年

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