再生時間：29分
制作年度：2001年
概要
歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな過程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、核分裂の研究で重要な功績を残したリーゼ・マイトナーです。●1878年 オーストリアのウィーンで誕生●1901年(当時22歳) ウイーン大学へ入学、その後物理学の博士号を取得●1907年(当時28歳) ベルリン大学の聴講生となり、マックス・プランクに師事する オットー・ハーンと出会い、原子核に関する研究を行う●1912年(当時33歳) ウイルヘルム研究所に移る●1914年(当時35歳) X線治療の看護婦として戦地へ赴く●1920年(当時41歳) 大学教授となる●1938年(当時60歳) ナチスによるユダヤ人迫害のため亡命の旅にでる。スウエーデンのノーベル研究所へ●1968年10月27日 リーゼ・マイトナー死去 (享年89)
出演者名・所属機関名および協力機関名
及川わたる,小口 治久(独立行政法人 産業技術総合研究所 電力エネルギー研究部門 核融合プラズマグループ)