名古屋市西区の産業技術記念館に行ってきた。トヨタ・グループが繊維機械、自動車産業の技術を伝えるために作った施設で、実質的に日本で質、量ともに一番の技術博物館だ。 今までに4−5回行っているが、紡績機や力織機が動いているところは何度見ても飽きない。
ここのもう一つの楽しみは付属のレストラン「ブリックエイジ」だ。天井が高く、科学系博物館のレストランとは思えないほど落ち着いて優雅な雰囲気。従業員も多く客への目配りも行き届いている。
ランチはここでハヤシライス(950円)を食べる。味も本格的で満足。ビールが飲みたかったが見学前なのでぐっと我慢する。客席を見渡せば見学者というより近所の主婦グループが誘い合って来ているようだ。ここは館に入場しなくてもレストランだけ利用できるのだ。
バスでやってくる小中学校の団体客は別のスペースで弁当を食べるので、ここは騒がしくなく、個人客がゆっくりくつろげる。
最近、日本でも美術館のレストランは有名店が入ったりしてかなり良くなったが、科学系博物館はまだまだ改善の余地ありだ。ここはその中でピカ一と言える。