新春科学技術交流会(2007年1月10日、科学技術振興機構、新技術協会 主催)講演から
大学が新しい知の時代、しかも知の大競争時代に進化しなければならないとすれば、大学の閉じた世界のままで進むのは限界がある。進化するためには、産学、国際、大学間の連携を大いに活用すべきだ。競争するということは、一人勝ちを求めるのではない。産学、国際、大学間の連携の中でリーダーシップを取っていくことによって、進化し続けることができる。この場合、重要になるのが評価である。質を向上させるための評価が重要だ。次の高いスペックに進むため、どうあるべきかの評価である。このようなことをしなければ、世界トップレベルの大学に進化することはできない。