早稲田大学
名誉教授
宇髙 勝之 氏
昨今のAIの著しい普及はデータセンタやグローバルネットワークのさらなる大容量化、高速化を促進させているが、当時にこれらネットワークの低消費電力化の要請は一層喫緊の課題となっている。光デバイスの高速化と共に、全フォトニックネットワークに象徴されるように電子デバイスから光デバイスの置き換えもシステムの低消費電力化に大きく貢献すると考えられている。その際、機能に応じて光デバイスの構造は元より適材適所な材料選択が重要であり、かつそれらデバイスを有機的に融合したハイブリッド集積化も不可欠となる。このような観点から、講演者が取り組んできた光デバイスを含めて、技術動向を俯瞰したい。