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出荷制限の範囲市町村単位でも可能に

掲載日:2011年4月5日

政府は4日、福島第一原子力発電所事故にからむ野菜などの出荷制限を、これまでの県単位に限らず、市町村単位など範囲をより限定した形で行うことを決めた。同日、千葉県の香取市と多古町で採取されたホウレンソウ、旭市で採取されたホウレンソウ、チンゲンサイ、春菊、サンチュ、セロリ、パセリについて、出荷制限するよう千葉県知事に指示した。

一方、1週間ごとの検査で3回連続、暫定規制値を下回った品目、区域に対しては出荷制限を解除するという原則も決めた。

現在、福島県全域にホウレンソウ、小松菜などの非結球性葉菜類、キャベツ、白菜など結球性葉菜類、ブロッコリー、カリフラワーなどアブラナ科の花蕾(からい)類に対する摂取制限と、これら摂取制限品にカブと原乳を加えたものを対象とする出荷制限措置がとられているほか、茨城県、栃木県、群馬県全域にもホウレンソウとカキナ(茨城県はこの2品にパセリ、原乳も)の出荷制限がかけられている。

枝野官房長官は、同日午後の記者会見で、「よりきめの細かい指定や解除をしっかりと行なうことで、逆に指定を受けていない農作物について安全と消費者に感じてもらう」ための対応であることを強調した。

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