ネパール中部で25日、大地震が発生し、甚大な被害が伝えられている。米地質調査所(USGS)によると、地震発生時刻は25日午前11時56分(日本時間同日午後3時56分)で、規模はマグニチュード(M)7.8。震源は、ネパールの首都カトマンズの北西約80キロとされている。
地震が起きた地域は、南側のインドプレートが北側のユーラシアプレートと衝突し、潜り込んでいる場所。インドプレートは年間4〜5センチの速さで北に向かって動いており、ヒマラヤ山脈は、北進するインドプレートがユーラシアプレートを押し上げてできたとされている。
今回の地震が起きた場所から半径250キロ以内では、過去1世紀の間にM6以上の地震は4回起きている。1988年8月に今回の震源から南東240キロの所でM6.9の地震が起きており、1,500人近い死者が出ている。最も大きかったのは「1934年ネパール-ビハール地震」として知られるM8.0の地震で、1988年と同じ地域で発生した。カトマンズに大きな被害を与え、死者は約10,600人に上ったといわれる。
関連リンク
- 米地質調査所(USGS)「M7.8 - 34km ESE of Lamjung, Nepal」
- 東北大学災害科学国際研究所「災害速報」