再生時間:5分
制作年度:2011年
概要
東日本大震災による原子力発電所事故を受けて注目が集まる再生可能エネルギー。なかでも風力発電は、環境省による調査によると、導入ポテンシャルが19億キロワットと飛びぬけて高いことが示されました。しかし、その実現は法整備や補助事業・技術革新が前提となっています。そんななか九州大学では、風レンズ風車と呼ばれる風力発電システムの大規模な実証施設を伊都キャンパスに完成させました。学内への電力供給を行いながら、更なる大規模化への試験を行います。開発者の一人、大屋裕二教授は、次のステージとして洋上風力発電システムの実証試験を博多湾で計画しており、さらに玄界灘に浮かぶ高密度洋上発電ファームを構想しています。
出演者名・所属機関名および協力機関名
中島英彰(国立環境研究所地球環境データベース推進室長),国立環境研究所地球環境データベース推進室長,大屋裕二(九州大学応用力学研究所教授)