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つくば発しなやかな産業革命 (11) カーボンナノチューブ

2005.01.01

再生時間:29分

制作年度:2005年

 

概要

カーボンナノチューブとは、炭素でできた直径数ナノメートルの筒状の物質です 。その性質は軽量で柔軟性がありながらも、鋼鉄より強く、導電性にも非常に優れており、まさに夢の素材がといえるでしょう。これは、15年前、日本人によって発見されました。しかし、その成長は遅く、少量とか合成できないため、材料として使用するためには天文学的な費用が必要でした。産総研では、その量産をめざして成長速度を上げる技術に取組んでいます。また、優れた特性を生かして薄型ディスプレイの開発や蓄電装置などの実用化に向けた研究も進んでいます。

出演者名・所属機関名および協力機関名

飯島 澄男(独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノカーボン研究センター),湯村 守雄(独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノカーボン研究センター),畠 賢治(独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノカーボン研究センター ナノカーボンチーム),餌取 章男(独立行政法人 産業技術総合研究所 広報部),独立行政法人 産業技術総合研究所 ナノカーボン研究センター

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