再生時間:8分
制作年度:2014年
概要
【ねらい】
ぼくは小学校の3年生から、アサリの研究に取り組んできました。最終的には、アサリを使った汽水浄化システムをつくることを目標にしています。研究に取り組む中で、ぼくは、アサリの海水浄化能力が発揮される条件を見つけてきました。
しかし、これまでの研究は、すべて海水の「濁り」、つまり「見た目」を測定してきたにすぎません。アサリも生物だから、生きる上で周囲に何らかの影響を与えているはずです。今回の研究は、アサリが海水の濁りを取る過程において、目に見えない「水質」にはどのような影響を与えているのかに焦点を当て、海水浄化システムを作り上げる上での問題点を見つけることをねらいとしています。
【内容】
・これまでの研究の経緯
・解明してきたことの整理
・アサリが海水をろ過する過程における、水質の変化を調べる実験
・結果のまとめ
・研究の将来について
【入賞コメント】
この度は過分なる賞をいただき、ありがとうございます。この作品は、僕にとって5本目の「アサリ」に関するビデオ作品となります。ぼくは現在、アサリを使った海水浄化システムを作り上げるための研究を続けています。小学生だった昨年度までは、そのための基礎データを取ることを目的に研究をしていましたが、その過程で、「海水が透明であること」=「浄化されている」ことに本当になるのだろうかという疑問に突き当たりました。その疑問に基づいて行ったのが今年の研究です。これからも研究を続け、中学校を卒業するまでには完成させたいと考えています。ぼくの作品を見て、アサリの「味」だけでなく、能力に興味を持ってくれる人が増えるとうれしいです。
出演者名・所属機関名および協力機関名
応募者:内田悠雅
学校名:岡崎市立北中学校1年(愛知県)