再生時間:8分
制作年度:2014年
概要
【ねらい】
岡崎市には「矢作川(やはぎがわ)」という川があります。パッと見は特に変わったことのない川ですが、河原を歩いてみると、土器のかけらがたくさん落ちている場所があります。
「今は川が流れているこの場所には、昔は人が住んでいたのではないか」「矢作川は、今とはちがう場所を流れていたのではないか」こんな疑問をもった私は、地形や遺跡の分布などから、矢作川の流れが「動いて」いたことを証明することをねらって、この作品を作りました。
【内容】
・空撮映像(映像提供:岡崎市視聴覚ライブラリー)
・矢作川の河原 土器のかけらが落ちている様子
・矢作川周辺の地形について※地形図利用:国土地理院HP(http://www.gsi.go.jp/LAW/2930-qa.html#02)の記述に基づき、出所を明示して利用
・矢作川周辺の遺跡(岩津1号墳、真宮遺跡)
・矢作川河床埋没林
【入賞コメント】
この度はこのような賞をいただき、ありがとうございます。今回の作品では、愛知県まん中を流れ、三河湾に注ぎ込む矢作川(やはぎがわ)を取り上げました。たまたま父と散歩に行った矢作川の河原で土器のかけらを拾ったことから、今回の研究が始まりました。今はゆったりと流れている矢作川ですが、その流れにはいろいろな秘密がかくされていることを知ることができました。暑い日の撮影はたいへんでしたが、父と一緒に小学校最後の夏休みを過ごすことができました。岡崎市視聴覚ライブラリーから映像の協力をいただくなど、多くの方々の助けがあってこの作品を完成することができました。みなさんもこの作品を見て、矢作川の秘密に触れてもらえたらうれしいです。
出演者名・所属機関名および協力機関名
応募者:内田桜綾
学校名:岡崎市立大樹寺小学校6年(愛知県)