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全国こども科学映像祭受賞作品 (63)H25年度第12回特別賞中学生部門(参考映像)『身近な粘着の研究』

2013.01.01

再生時間:10分

制作年度:2013年

 

概要

本作品は、12回特別賞中学生部門(「長期にわたり、優れた科学映像作品の指導をされている教師とその支援を行う学校に対して」)を受賞した八丈町立三原中学校の作品です。

【ねらい】日常生活の中の商品にはってあるシールをはがしたとき、きれいにはがせるものとはがせないものがあるのはなぜかという疑問を解決するため、いろいろな実験や観察を行いました。【内容】実験と顕微鏡での観察を行い、構造と粘着力の関係、接着回数と粘着力が落ちる関係を調べた。接着物のおうとつが浅いと、粘着力が大きく深いということが分かりました。他にもティッシュや石などの結合力との関係が分かりやすくなっている作品です。ぜひ見て生活に役立ててください。

【入賞コメント】今回は、学校に対して特別賞をいただき感謝申し上げます。本校のサイエンス部は、昨年度から正式な部活動として活動しています。生徒たちは運動部にも所属していますが、学校全体に文化部も活発に活動できる雰囲気があり、その中で好きな研究活動を行っています。夏休みや休日など午前中は運動部、午後はサイエンス部でデータを繰り返し測定する実験を行ってきました。その結果を映像作品として仕上げていく過程で、研究の内容がより整理され深まるという成果が見られます。生徒たちは自分たちで創った映像作品が、評価され多くの方に見ていただけることで、励みになり今後の研究の糧となっています。今後もこの映像祭の目的にある「子どもたちの科学する心」を育めるよう指導に努めていきたいと思います。(校長:武田真男)

出演者名・所属機関名および協力機関名

応募者:八丈町立三原中学校(東京都)

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