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全国こども科学映像祭受賞作品 (8)H19年度第6回文部科学大臣賞小学生部門 『ひょうたん池のヒキガエル』

2011.01.01

再生時間:10分

制作年度:2011年

 

概要

【ねらい】学校の校庭という、ごく身近な環境にいながら、ほとんど知られていないヒキガエルについて勉強するため、観察・記録活動を始めました。(中略)6年生が始めた活動が、保護者や他学年、幼稚園までひろがりました。9か月に及んだ活動を通して、生物が「うまれる」こと、そして「生きるための環境」を体感できました。【内容】東京都北区の住宅地にある梅木小学校の校庭の小さな「ひょうたん池」。毎年、春が近づくとヒキガエルが産卵にやってきます。夜、懐中電灯を手に学校に集まり、観察会を行いました。産卵の瞬間を見るのは、保護者や先生たちも初めてのことです。卵を教室に運んで、カエルになるまでの様子も記録しました。卵は少しずつ変化して、やがてカエルになります。(中略)カエルの産卵の観察会を行ったことがきっかけで、身近な環境に目を向け、環境を守る活動に発展していきました。【入賞コメント】私たちの学校では、よくアズマヒキガエルを見かけます。夜の産卵の立ち会いをきっかけに、ビデオ撮影や観察活動をすることにしました。地域のボランティアや生物の専門家にもご協力をいただきました。6年生だけでなく、低学年や併設幼稚園の子どもたち、保護者にも広がり、アズマヒキガエルの存在が多くの人に知られるようになりました。何気なく見ていたアズマヒキガエルを調べたことは、生物が「うまれること」、そして「生きるための環境」を考え直すきっかけとなりました。この機会をいただき、身近な学校の自然環境を見直し、みんなで環境を守る活動に発展できたことに感謝いたします。これからも、私たちの学校「ひょうたん池」にたくさんのヒキガエルがやってくるよう、見守っていきます。

出演者名・所属機関名および協力機関名

東京都北区立梅木小学校6年1組 (受賞作品制作)

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