再生時間:10分
制作年度:2011年
概要
【ねらい】岐阜に住んでいるのにギフチョウを知らなかった僕。この蝶に出会ったことでいろんな「知りたい気持ち」に火がつきました。神秘的な蝶の世界に感動したのはもちろんですが、生きることの厳しさや命の尊さ、自然を守ることの大切さを教えられた気がします。【内容】春のある日、僕はあまり見たことのない蝶を捕まえました。図鑑やインターネットを使って調べてみると、それはギフチョウで、どうやら希少な存在です。どこにでもいる蝶とは生態も違うみたい。そこで僕は「卵から観察してみたい!」と卵を採取し、お爺ちゃんと一緒に観察を始めました。孵化、幼虫、脱皮、サナギ、羽化…ギフチョウの神秘や不思議に僕らはつぎつぎと出会います。【入賞コメント】6年生になった春。僕は林で1匹の蝶に出会いました。アゲハチョウでもない。モンキチョウでもない。なんだろう。そっとつかまえて持ち帰り図鑑で調べてみると、日本のごく限られた地域にすむ珍しい蝶で「ギフチョウ」という名前がついていました。「準絶滅危惧種」ってどういう意味だろう。よく見る蝶とは生態も違う。僕は興味しんしんで、卵から観察することにしました。ふ化、幼虫、脱皮、サナギ、羽化…いちばん感動的だったのは5回目の脱皮でサナギになった時です。学校に行っている昼間は、おじいちゃんやおばあちゃんに観察してもらいました。命や自然の大切さをちいさな芋虫に教えられた僕です。「優秀作品賞」をいただけると聞いておじいちゃんと飛び上がって喜びました。ありがとうございました。
出演者名・所属機関名および協力機関名
近藤 群(受賞作品制作)(岐阜県瑞浪市立陶小学校5年),近藤 潔(祖父),岐阜県瑞浪市立陶小学校5年