再生時間:29分
制作年度:2002年
概要
歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、人工放射性元素の発見者、ジャン・フレデリック・ジョリオ・キュリーです。●1900年、パリで生まれる。●1919年、物理化学専門学校に入学。●1925年、マリー・キュリーの実験助手として、ラジウム研究所に入所する。ここでマリーの娘、イレーヌと出会う。●1926年、イレーヌと結婚。キュリーの名を残すため、ジョリオ・キュリーという姓にする。●1932年、中性子の発見間際まで実験をすすめる。●1934年、人工放射性元素、ラジオアイソトープを発見する。●1935年、イレーヌとジョリオはノーベル賞を受賞する。●第二次世界大戦中、ジョリオはレジスタンスのリーダーとしてドイツ軍に抵抗する。●1948年、フランス最初の原子炉ゾエを稼動させる。●1956年、イレーヌ死去。●1958年、ジョリオ・キュリー死去
出演者名・所属機関名および協力機関名
及川わたる,吉川京燦(放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院 診断課 画像診断室)