サイエンスチャンネル

偉人たちの夢 (71)ディラック

2002.01.01

再生時間:29分

制作年度:2002年

 

概要

歴史に名を残す科学者たち。彼らはどんなきっかけで研究の道に入り、どんな課程を経て偉大な発明や発見にたどりついたのか。彼らが生きた当時の科学界、社会状況などとともにミニコーナーとして現代の科学者をとりあげ、最新の研究や現代の科学者の夢も紹介します。今回紹介するのは、ディラック方程式で知られる、ポール・ディラックです。●1902年、イギリス、ブリストルで生まれる。 父親の厳しい教育方針は、ディラックの性格形成に大きな影響を与える。●地元のブリストル大学を卒業後、2年間大学に残り数学の勉強を続ける。●1923年、ケンブリッジ大学トリニティーカレッジに移る。●1926年、ボーア研究所に滞在、そこでアメリカのオッペンハイマーと親しくなる。●1927年、ソルヴェイ国際会議に最年少で参加する。●1928年、ディラック方程式を発表する。これは原子内部の電子の動きを説明したものである。この方程式が陽電子の存在を予言する。●1932年、アメリカ物理学者アンダーソンがプラスの電荷をもつ粒子を発見する。●1933年、ノーベル賞を受賞する。●1984年、死去。

出演者名・所属機関名および協力機関名

及川わたる,山本 明(高エネルギー加速器研究機構 BESS)

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