サイエンスチャンネル

THE MAKING (12)口紅ができるまで

1998.01.01

再生時間:15分

制作年度:1998年

 

概要

シリーズ「ザ・メイキング」。身近な製品がどのような技術を使ってつくられていくのかを追い、モノの成り立ちと科学技術の関わりを伝えます。今回のテーマは口紅。一色の口紅を作る原料は粉末・液体・固体など約26種類。原料は主に色合いを出す粉末原料(パール剤)、保湿剤の役割をする液体原料(植物性オイル)など。これらを固めるワックスと呼ばれる液体と一緒に高温(80℃〜90℃)で混ぜ合わせて口紅を作る。オジーブと呼ばれるカタに流し込み、急激に−15℃で冷却することによってきれいな形が作られる。急激に冷却した際に出来てしまう空洞は収縮孔(しゅうしゅくこう)と呼ばれ、口紅の充填口から温風を吹き付けて穴をふさぐ。こうしてできた口紅は、重量、外観、使用感、香りなどあらゆる検査を受けた後、私たちのもとへ届けられる。

出演者名・所属機関名および協力機関名

 

ページトップへ