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多様性軽視は食の崩壊に

掲載日:2006年5月29日

多様性こそ大切なキーワード。動物行動学者の日高敏隆・総合地球環境学研究所長と脳科学者の川島隆太・東北大加齢医学研究所教授がそれぞれ食の観点から生物多様性の維持が大切なことを語っている。

「食べ物から見ると、人間は雑食動物です。様々な植物や動物を食べて、生命を維持しています。生物の多様性が失われたら、必要な食べ物が不足し、存続できなくなるから、それを維持する生き方が人間に求められます」(日高所長、日経新聞5月25日夕刊15面「人間だけが地球に打撃」)。

「脳を発達させるにはバランスのいい栄養素も必要です。1週間に30品目の食材を取ることを目標にするといいのですが、案外難しい。穀類だと米と小麦とそば、季節の魚はせいぜい3~4種類、肉も牛、豚、鳥で3種類。それでも10品目にしかなりません。残り20品目は野菜、豆類、海藻類から取らなければなりません」(川島教授、毎日新聞5月25日夕刊4面「特集ワールド」)。(注:いずれも東京本社版から)

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