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「世界で最も革新的な企業」に日本の34社

掲載日:2017年1月12日

国際情報サービス企業クラリベイト・アナリティクス社(旧トムソン・ロイターIP&Science)は日本時間11日、世界で最も革新的な企業・機関を選出する「Top100グローバル・イノベーター2016」を発表した。100企業・機関に日本から34社が選ばれた。今年で6回目。昨年は日本から40企業・機関が選ばれて世界最多だったが今年は39社が選出された米国に次いで2位となった。

同社は、独自に保有する世界最大規模の特許関連のデータを基に、この5年間に100件以上の特許を取得・登録した世界の主な企業・機関を対象に「取得特許数」「(申請数に占める取得率である)成功率」「(世界主要市場での出願特許などの)グローバル性」「(他社の発明・開発の引用頻度などの)影響力」の4項目を選定基準に選んだ。トップ100以内の順位などは明らかにしていない。

国別選出企業数順位では米国、日本に次いで3位がフランス(10企業・機関)、ドイツ(4企業・機関)など。アジアでは韓国から3企業・機関が入った。選出企業の分野別では、「ハードウエア・電子部品が一番多く29企業・機関。自動車関連企業だけをみると、選出された9社のうち7社が日本企業だった。

同社によると、世界の特許出願数は増加傾向にあるが、選出企業・機関の特許出願数は減少した一方、特許登録率が目立って増加しており、選出企業・機関は特許の量より質に注力して新たな技術革新の事業化への強い姿勢がみられるという。選出企業・機関の2015 年の総売上は4 兆ドル以上、研究開発費用は2,270 億ドルに達している。

同社はまた、キヤノン(日本)、日立製作所(日本)、ゼネラル・エレクトリック(米国)、は、医療機器への、またグーグル(米国)は自動運転車への、アマゾン(米国)は無人機技術への投資が目立った、としている。

クラリベイト・アナリティクス社日本代表の日野博文氏は「イノベーションは、経済福祉、競合差別化、商業的成功の駆動力の基盤であり、ビジネスの中心となる。昨年に続いて今年も多くの日本企業が選出された。これらの企業は、先進的かつ独創的なイノベーションの創出により、我々の未来を開く、真のイノベーターであると確信している」などとコメントしている。

表 TOP100 グローバル・イノベーター 2016 受賞企業
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