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東工大スパコンが省エネで連続世界一

掲載日:2014年7月2日

スパコンは計算の速さだけでなく、省エネも重要な課題になっている。2013年10月に稼動を始めた東京工業大学のスーパーコンピューター「TSUBAME-KFC」が再び世界最高の省電力スパコンとして認定された。スパコンの電力性能(速度性能値/消費電力)の世界ランキング「The Green 500 List」(2007年開始)の2014年6月版で、1ワットあたり4,389.82メガフロップスという値を記録し、世界1位になったことが6月30日(ニューヨーク時間)に発表された。

2013年11月版に続く2期連続の1位で、東京工業大学は「低炭素社会の実現に向けた日米合同の技術リーダーシップを示した」と意義を強調している。同時にビッグデータ処理の省エネルギー性を競うために昨年から始まった「The Green Graph 500 List」のビックデータ部門でも世界6位となった。

このスパコン「TSUBAME-KFC」は、消費電力と冷却電量の双方の削減を目標としており、本体はコンテナの中にある。計算機システムを油性冷却溶媒液に浸して冷やす技術と、冷却塔による空冷を組み合わせて、非常に少ない電力でコンパクトに冷却できる設計になっている。東京工業大学学術国際情報センターが省電力化を目指して積み重ねてきた研究成果を基に、NEC、米NVIDIA社など内外各社の協力で開発した。

東京工業大学のスパコン「TSUBAME-KFC」の計算ノード、光って透明に見える部分が冷却用の油
写真. 東京工業大学のスパコン「TSUBAME-KFC」の計算ノード、光って透明に見える部分が冷却用の油
(提供:東京工業大学)
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