解剖して調べたところ、ウミウシの雄の生殖器は、交尾3回分の長さのペニスがらせん状に巻かれ、圧縮されたように体内に収納されていた。また、切り捨てられたペニスの表面は、挿入方向とは逆向きに無数のとげに覆われ、その“逆さとげ”に精子の塊が付着していた。
“逆さとげ”によって、一度伸ばしたペニスを体内に戻せなくなり、ペニスを使い捨てにしているとみられる。さらに自分の精子を使ってもらうために、“逆さとげ”によって、ライバルによる以前の交尾で貯蔵された精子塊を、かき出している可能性も考えられるという。
ニュース
2013.02.26
解剖して調べたところ、ウミウシの雄の生殖器は、交尾3回分の長さのペニスがらせん状に巻かれ、圧縮されたように体内に収納されていた。また、切り捨てられたペニスの表面は、挿入方向とは逆向きに無数のとげに覆われ、その“逆さとげ”に精子の塊が付着していた。
“逆さとげ”によって、一度伸ばしたペニスを体内に戻せなくなり、ペニスを使い捨てにしているとみられる。さらに自分の精子を使ってもらうために、“逆さとげ”によって、ライバルによる以前の交尾で貯蔵された精子塊を、かき出している可能性も考えられるという。
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