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放射線安全の専門家、小佐古敏荘・東大教授内閣参与に

2011.03.16

 枝野官房長官は16日夕、記者会見し、放射線安全の専門家である小佐古敏荘・東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻教授を同日付で内閣参与に任命したことを明らかにした。

 また同日、文部科学省が福島第一原子力発電所から半径20キロ外で測定した放射線量値について「直ちに人体に影響を与えるようなものではない」と語った。

 福島第一原子力発電所周辺では、12日夕、半径20キロ以内の住民に避難指示が出ており、さらに1、3号機の水素爆発に続き、4号機で爆発・火災が発生したことを受けて、菅首相は15日午前、新たに20-30キロの範囲の住民たちに屋内退避を指示した。

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