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米国の新DNA研究プロジェクトに理研も参加

掲載日:2007年10月22日

DNA研究で数々の成果を挙げた国際プロジェクトを拡大発展させる計画を米国が発表、これに理化学研究所が参加することが決まった。

「ENCODE(ENCyclopedia Of DNA Elements)」と呼ばれる米国立衛生研究所(NIH)が主導するプロジェクトを拡大、発展させたもので、DNAの機能についてさらに深く調べるのが狙い。NIHが9日発表したプレスリリースによると、これまでのENCODE プロジェクトの結果、タンパクをつくる遺伝子のDNA配列解明などで多くの成果が得られた。しかし、解明されたのはまだヒトゲノムの機能の一部でしかない、と新プロジェクト発足の意義を説明している。今後4年間に8千万ドル(約92億円)の研究費を投入するという。

理化学研究所ゲノム科学総合研究センターは、ENCODEにも参加し、RNAの研究で成果を挙げている。同センターの研究者たちは、新しい研究プロジェクトでは米国、欧州、シンガポールなどから7研究機関が参加する研究グループに入り、タンパク質をコードするRNAとタンパク質をコードしないRNAを収集し、転写開始点、選択的スプライシングサイトなどを突き止めることを目指す。

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