マイバッグを持っている人と答えた人は約6割に上るが、実際にレジ袋をもらわない客は、まだ少数—。
環境省は、小売店におけるレジ袋使用の抑制がどのくらい進んでいるかを調べた調査結果を公表した。
調査は、無作為抽出した消費者3,000人(回答率33.7%)を対象にアンケートを行った。
この結果、調査直前の1週間で買い物の際、毎回レジ袋をもらったと回答した人は、85.0%に上った。1週間にレジ袋を7枚以上もらったと回答した人が、3割以上いる。
消費者へのアンケートで、マイバッグを持っていると答えた人が約6割いることから、環境省は「消費者への普及がある程度進んでいるのが分かった」と言っている。
しかし、レジ袋をもらわないと答えた人は11.9%にとどまっており、さらに、小売店3,000店舗(回答率33.6%)を対象にしたアンケートでは、レジ袋を辞退する客は0〜5%しかいないと回答した店が、46.9%に上るという結果が出た。
この調査では、ほとんどの小売店がレジ袋を使用していると答えている。