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ガラス工芸にぴったりの鉛フリーガラス開発

掲載日:2006年11月22日

環境への悪影響がある鉛を含まず、かつ加工しやすいガラスの開発に、産業技術総合研究所の研究グループと、喜南鈴(きなり)硝子社が成功した。

装飾品工芸細工に使用されるガラス材料として、鉛ガラスの代わりになると期待されている。

クリスタルガラスの名前でもよく知られる鉛を含んだガラスは、透明度と光の屈折率が高いことに加え、溶ける温度が低いという特徴を持つ。

このため、ガラス工芸用の材料として重宝されていたが、環境への配慮から、鉛を含まずに、同様の性質を持つガラスの開発が求められていた。

新しく開発されたガラスは、鉛の代わりに酸化亜鉛、フッ化カルシウムを使うなどの工夫により、既存の鉛ガラス同様に加工しやすく(溶ける温度が低い)、かつ、これまでに開発されていた鉛を含まないガラスに比べて、耐水性にも優れた長所を持っている。

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