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ミャンマー乾燥地植林計画に無償資金協力

2006.08.18

 年平均降雨量が500ミリ程度しかないミャンマーの中央乾燥地の植林計画に、日本政府が総額3億3,000万円の無償資金協力をすることになり、17日、両国政府間で書簡交換が行われた。

 住民が深刻な貧困に苦しんでいる地域でもあるミャンマーの中央乾燥地は、人口増加に伴う薪(しん)炭材の採りすぎによって、森林が急激に減少し、土壌流出などの自然荒廃を招いている。

 ミャンマー政府は、1997年に「乾燥地緑化5カ年計画」をつくり、5年間で約4万2,000ヘクタールの植林目標を立てたが、技術、資金不足のため、限られた面積の造林にとどまっている。

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