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バイオマスフィールドテスト共同研究先決まる

2006.07.25

 新エネルギー・産業技術総合開発機構は、今年度から始める「地域バイオマス熱利用フィールドテスト事業」の共同研究6件を選定、25日公表した。

 共同研究に決まったのは、食品加工の残りかすを利用するバイオガス熱エネルギー供給(共同研究者、士幌町農業協同組合)や、木質バイオマス燃料を使用する高効率直接燃焼による熱利用(同、銘建工業)など。

 バイオマスを蒸気、温水、温風などの熱に転換するシステムを実際に設置し、長期の運用データを収集、分析して、今後の本格的な導入を促進させることを目的としている。

 事業期間は3年間。共同研究に要する費用の半分を新エネルギー・産業技術総合開発機構が負担する。

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