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北京五輪で音声翻訳技術の実証実験

2008.07.23

 8月8日から始まる北京オリンピックの期間中、日本人旅行者などを対象に音声翻訳技術の実証実験を、情報通信研究機構が行うことになった。

 同機構が開発した「携帯電話音声翻訳サービス」を使用し、日本語あるいは中国語で日常会話を携帯電話に向かって話しかけるとそれぞれ相手国語に翻訳され、音声で再生される。JTB北京オリンピック観戦ツアーに参加する日本人旅行者50人に、移動、観光、ショッピングなどの際に利用してもらう。

 また、北京在住の日本人50人に「音声翻訳専用機」を使用してもらい、アンケートなどによりそれぞれ利用に伴う満足度も調べる。

 実証実験に使用する携帯端末には、音声翻訳アプリケーションを事前にダウンロードし、音声とキー操作により日本語から中国語、あるいは中国語から日本語へ音声翻訳が可能になる。

 音声翻訳専用機は、ビジネス手帳サイズで音声とタッチパネルのみの操作により、音声から音声への翻訳機能が可能。

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