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パリ協定で初の締約国会議がモロッコで始まる

掲載日:2016年11月16日

地球温暖化対策の新しい枠組み「パリ協定」の第1回締約国会議(CMA1)が15日、国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)の閣僚級会合に合わせてモロッコ・マラケシュで始まった。会議は18日まで開かれ、各国の削減目標や削減量の報告に関する指針などを2018年までに決める工程表を採択する予定だ。

COP22は7日から行われていたが15日は締約国の閣僚級会合が開かれた。これに合わせてCMA1も開会し、国連の潘基文(バン・キムン)事務総長やパリ協定批准各国の担当閣僚らが参加した。日本は8日に批准したが締約国になるには手続き完了から30日を要するためにオブザーバー参加。会議には山本公一環境相が出席した。

パリ協定は4日に発効し、世界の温室効果ガス排出量を今世紀後半に実質ゼロにし、産業革命以来の気温上昇を2度未満、できれば1.5度に抑えるとの目標を掲げている。昨年12月に採択された後、米国と中国が主導する形で各国の批准が速いペースで進んで条約、協定としては異例の速さで発効した。しかし、米大統領選挙中にパリ協定からの脱退を唱えたトランプ氏が次期大統領に決まったことから今後の締約国会議の見通しに悲観的な見方も出ている。

写真 モロッコ・マラケシュで始まったCOP22の閣僚級会合であいさつする国連の潘基文事務総長(国連提供)
写真 モロッコ・マラケシュで始まったCOP22の閣僚級会合であいさつする国連の潘基文事務総長(国連提供)
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