ブラジルのポソス・デ・カルダスで20日まで開かれていた国際地学オリンピックで、日本代表の高校生4人全員が、金、銀、銅メダルを獲得した。
金メダルを得たのは、兵庫県・灘高校3年の辻 有恒(つじ ありつね)さん。他の3人も土井聖明(どい きよあき)さん(広島県・広島学院高校3年)が銀メダル、沖中陽幸(おきなか はるゆき)さん(広島学院高校3年)と、茂木隆伸(もぎ たかのぶ)さん(東京都・筑波大学附属駒場高校3年)が銅メダルを獲得した。
今年の国際地学オリンピックには、22カ国・地域の代表85人が参加、地学の理論と実技の試験に挑んだ。総得点に基づき、参加者の約10%に金、約20%に銀、約30%に銅メダルが贈られた。辻さんは、今年 8 月にロシアのトヴェリで開かれた国際地理オリンピックでも銅メダルを獲得している。
関連リンク
- NPO法人地学オリンピック日本委員会「大会報告」
- 文部科学省プレスリリース「国際地学オリンピック参加生徒の成績について」